後妻業

「後妻業」という言葉がテレビドラマのおかげですっかり定着しました。木村佳乃さんや高橋克典さんが出演しているあのドラマです。

この言葉を最初に広めたのは「後妻業」という小説を書いた黒川博行さんだと思います。

後妻業というのは、要するに財産目当てで老人の後妻になる生業ですね。遺産相続を狙う結婚詐欺の一種です。

なかには男性を殺してしまう人もいて、筧(かけひ)千佐子のように逮捕され、死刑判決を受けた人もいます。

が、そこまでやらない後妻業のおばさんなら、世の中に掃いて捨てるほどいるらしく、独身の老父の愚かしさが心配でならない子供の話はよく聞きます。

例えば、久しぶりに帰省すると実家に変な女が住み着いていたとか。父親にすれば人生最後の恋かもしれないが、子供にすれば父の死後もそこに住み続けて家を処分できなくなるのではとか、遺産を半分持っていかれるのではとか、心配だらけです。

一方で財産だけが目当てではなく、そんなに悪い人でもない可能性もあり、父親の気持ちを考えると対応が難しい問題です。下手をすると、子供の方こそ遺産のことしか考えていない薄情な人間だと怒らせて、妻に全遺産を譲るという遺言を書かれることにもなりかねません。

こういう時は探偵を使って、女の行動調査をしてみるといいかもしれません。例えば下記のサイトに優良な大手が載っています。

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ドラマのようにほかに男がいたり、怪しい付き合いがあれば、行動調査をすれば一発で引っかかってきます。